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お茶は、大きく分けると
・緑茶(不発酵茶)
・烏龍茶(半発酵茶)
・紅茶(発酵茶)
の3種類あり、製造の前段階で、茶葉の酸化酵素の働きをどのようにさせるか(加工方法の違い)により分類されています。
お茶の種類
●不発酵茶(緑茶)とは
茶の葉を蒸す、炒る、煮るなどの方法で、最初に葉の酸化酵素の働きを止めて加工したのも。蒸し製(日本式)と釜炒り製(中国式)があります。
●半発酵茶(烏龍茶)とは
酸化酵素をある程度活用して加工するもの。酸化酵素の働きの程度によって包種茶(軽度)と烏龍茶(中度)があります。
●発酵茶(紅茶)とは
酸化酵素の働きを最大限に活用したもの。発酵というよりは酸化させた茶。
お茶の種類は、栽培・加工方法によって煎茶(茶を蒸す程度により「普通煎茶」と「深蒸し煎茶」に分けられる)、かぶせ茶、玉露、番茶、玉緑茶、碾茶と大きく分類されます。
この他にも、荒茶から仕上げ茶に加工する段階で生ずる粉茶、茎茶、棒茶、芽茶、玉茶などあります。
また、碾茶を加工して抹茶に、煎茶や番茶を焙じたり炒った米を加えたりした焙じ茶、玄米茶などもあります。
日本で生産されている茶のほとんどが、煎茶(深蒸し煎茶を含む)で、全生産量の約80%を占めています。

お茶の種類
(1)不発酵茶(緑茶)
●蒸し製(日本式)
<普通煎茶(ふつうせんちゃ)>
茶葉を蒸して揉みながら乾燥したもので、上級品ほど旨みや、やわらかい芽の香りがあります。 <深蒸し煎茶(ふかむしせんちゃ)>
製法は普通煎茶と同じですが、茶葉の蒸し時間を2〜3倍多くして製造した茶で、味に特徴が出ます。 <かぶせ茶>
一番茶の摘採前7日前後に、わらや寒冷紗などで茶園を覆って育てた茶葉を原料として、煎茶と同様に製造した茶。 <玉露(ぎょくろ)>
一番茶の新芽が伸び出した頃から、よしず棚などに、わらや寒冷紗などで茶園を覆い、ほぼ完全に日光を遮った茶園(覆下園)から摘採した茶葉を原料として、煎茶と同様に製造した茶。 <碾茶(てんちゃ)>
新芽が伸び出した頃に、茶園に覆いをして栽培し、蒸した葉を揉まないで乾燥したもの。 <抹茶(まっちゃ)>
碾茶を茶臼で挽いて微粉状にした茶。 <蒸し製玉緑茶(むしせいたまりょくちゃ)>
煎茶の製造工程のうち、精揉工程を省略し、揉みながら乾燥して勾玉状(まがたまじょう)にした茶。グリ茶とも言います。 <番茶(ばんちゃ)>
新芽が伸びて硬くなった茶葉や古葉、茎などを原料とした茶。 <焙じ茶(ほうじちゃ)>
下級の煎茶や番茶などを強火で炒って作った茶。香ばしさが特徴。 <玄米茶(げんまいちゃ)>
煎茶や番茶に焙煎した米を混ぜた茶。 ●釜炒り製(中国式)
<釜炒り製玉緑茶(かまいりせいたまりょくちゃ)>
鉄製の釜で茶葉を炒りながら揉み、乾燥して勾玉状にした茶。 (2)半発酵茶(烏龍茶) <包種茶(ほうしゅちゃ)>
軽度に発酵(酸化)させた、半発酵茶の一種。主として台湾で作られている。 <烏龍茶(うーろんちゃ)>
半発酵茶で、緑茶と紅茶の中間に位置する。香りが高いのが特徴。中国、台湾が主な産地。 (3)発酵茶(紅茶)
茶の葉を完全に発酵して揉みながら乾燥させた茶。濃い橙紅色で香りが高い。インド、スリランカなどが主な産地。
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