| 『2010年度 春芳茶園 お茶の傾向』
今年の新茶の状況は、創業32年の中で最も遅れた年でした。
鹿児島が4月10日頃から(例年4月初め)静岡では5月初旬になってやっと摘み始めました(例年5月23日頃)。
同時に新芽、新茶がまばらで毎日摘めないという経験したことのない茶摘状況でした。
幸いにも、弊社指定産地は遅場所(静岡菊川)のため、凍霜害の影響は少なかったものの、低温気候による芽伸びの遅れは想像以上でした。
5月に入り、ゴールデンウィークの天候に恵まれたおかげで茶葉に栄養分を吸収でき、やっと本格筋の味をもつ新茶となりました。
新茶の入荷が遅れてしまい多くのお客様にご迷惑をお掛けしましたが、本当のお客様本位とは、
「心から安心できるおいしいお茶をお届けすること」と考え、今年のお茶の仕入れを行いました。
近年、お茶を芽合(お茶は早く摘むことにより、葉質が柔らかく、高い値段で評価されます。
芽合とは葉のやわらかさのことです)だけで評価する流れがありましたが、今回の凍霜害により、改めて
「適摘(早いだけで摘むのではなく、適切に生育したお茶の葉を摘むこと)」の重要性を再認識できました。
今年の凍霜害はお茶にとって多くの影響を与えましたが、多くのことを学ばせていた年でもありました。
これからも本当のお客様本位の専門店として精進してまいります。どうぞよろしくお願いします
春芳茶園主 日本茶インストラクター 後藤武史
後藤隆典
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