今、皆様のご家庭では、どのような急須やポットを使って、お茶を入れていますか?
こちらのページでは、お茶を、よりおいしく入れるための急須・ポットの選び方を掲載致します。
せっかく、おいしいお茶があるのならば、ちょっと道具にも、気を使ってみてはいかがでしょうか?
急須やポットによっても、お茶はよりおいしくなります。
ご参考にして頂ければ幸いです。
アミの面積が大きいほど、お茶をおいしく出せる
お茶は基本的に、葉質がやわらかいほど、まろやかでうまみがあります。
4月後半〜5月初旬にかけて摘まれる「一番茶」は、
葉はやわらかく、まろやかでうまみもありますが、やわらかいだけに、とてもまとまりやすく、急須やポットのアミを、どうしても詰まらせる傾向があります。
ですので、急須やポットのアミは、
面積が大きく、全体からお茶を出せるような形状の物が適しています。
出る面積が大きければ、それだけ目詰まりしづらくなり、お茶の成分を急須全体から出すことができます。
それにより、よりおいしいお茶を出すことができるのです。

アミの面積が大きいほど良い
「上からすぽっ」の急須・ポットタイプの注意点
まず、ご家庭にある急須・ポットのアミの種類をご確認して下さい。
一般的な急須・ポットのアミの種類
現在、よく使われている急須・ポットは、アミが別になっていて、上からすぽっとはめるようなタイプ(茶殻が捨てやすく、洗いやすい)ではないでしょうか?

アミを「上からすぽっ」のポット
上の写真のポットは、アミの面積が大きいという点ではクリアーしています。ですので、目詰まりはしにくいです。
しかし、おいしくお茶を入れるためには、他にも重要なことがあります!!
それは、急須・ポットの底まで、ちゃんとアミがついているかどうかです。
底までアミがついていないと、お湯をたくさん入れない限り、お茶がしっかりとお湯を含まないですし、ただ、お湯がお茶を通り過ぎていくだけのフィルター状態になってしまいます。
これでは、お茶の旨みやコクなどの100%生葉パワーが出し切れません。

急須やポットの底までアミがついていない例
アミは100円ショップなどでも購入できますが、サイズの合う「深いアミ」はなかなかありません。
春芳茶園では、深いアミを約2ミリ単位違いで、内径55センチ〜88センチくらいまでご用意しております。
深くてサイズの合ったアミを使うことで、お茶がよりおいしくなります。

春芳茶園では約2ミリ単位違いで、深いアミをご用意しております。
お茶がよりおいしく入れられる帯タイプの急須
ここまでの、お茶がおいしく入る急須・ポットをまとめると、
- アミの面積が大きく、全体からお茶を出せるような形状のもの
- アミが、急須やポットの底までついていること
です。
ここまでの条件をクリアーして、お茶を入れている方は、なかなかのお茶通の方ではないでしょうか?
しかし、もっとおいしくお茶を入れられる急須があります。
それは、
「急須の内側全体に、帯のようなアミがついているタイプ」
です。

おすすめの帯タイプの急須
上記2点のお茶がおいしく入る急須・ポットのポイントだけを考えると、「上からすぽっ」の急須・ポットで十分条件を満たしていますが、
実は、第三のポイントがあります。
お茶の入れ方【実践】でも紹介しておりますが、
お茶をおいしく入れるには、
「最後までしぼり出す」
「最後の一滴に旨みが詰まっている」
という、紅茶でいう「ゴールデンドロップ」
黄金の一滴の威力に、大きな差が出てくるのです。
「お茶は男の人が入れたほうがおいしい」という言葉があります。
なぜなら、一般的に男の人の方が、力が強く、しっかり最後まで「黄金の一滴」を出し切ることができるからです。
「上からすぽっ」の急須・ポットタイプは、お茶の葉を入れる所の内径がどうしても狭くなります。
しかも、お茶の葉を入れるところがアミなので、お茶の葉がアミに引っかかってしまい、動きづらくなってしまいます。
帯タイプの急須は、底が陶器なので、お茶の自由がききます。
しかも、最後の一滴を出すときも、遠心力も手伝って(廻し注ぎ)、よりしっかりと最後までお茶を出し切ることができるのです。
また、お湯の量は気にしないで少量でもお茶をしっかりとお湯に浸してあげることができますし、アミの面積も広いので目詰まりしづらいのです。
ただ、帯タイプにも弱点はあります。
それは、アミ交換が自分ではできないということです。
どんな種類のアミでも、使えば使うほど、アミの目をお茶がつぶしていきます。
そうすると、どうしても目詰まりしやすくなってしまいます。
ですので、春芳茶園では、半年から一年くらいのペースで、アミを交換することをおすすめしております。